総連中央民族性固守委員会第１回会議が８日、東京都千代田区の朝鮮会館で行われ、委員会メンバー、職能が発表された。

　あいさつに立った総連中央の徐萬述議長は、民族性を守る事業が在日同胞にとって生命に関する問題であるとともに、総連の使命であり総連活動の出発点かつ帰着点であるとしながら、「民族性の固守と継承が新世紀の在日朝鮮人運動の成否を左右する根本問題」だと述べた。そのうえで今日の会議を機に、民族性固守運動を全同胞社会あげての運動に本格化すべきだとして、来年の総連第２０回全体大会に向けて重点を置くべき事業を５項目に分けて提起した。

　会議では、民族性固守委員会委員長の�ﾞ令鉉副議長が新たに任命された９人の副委員長を紹介した。

［朝鮮新報 2003.8.12］