兵庫ムジゲ会の第2回総会行われる |
兵庫ムジゲ会の第2回総会が5月16日、神戸市垂水区の神戸朝鮮高級学校で行われ、会員とボランティアメンバーが参加した。 李久美会長が結成後2年間の活動報告を行い、自主的な活動、話し合いを運営の柱に障害者を育てる家族たちの親睦、情報交換、同胞障害者への理解や関心を深める活動を進めてきた道のりについて報告した。 この間、12回の例会、4度の交流会、2度の講演会を行い、会報「ヘッサル」や各種通信の発行は18回。交流会を始め活動を支えるボランティアは2年間で延べ185人、支援金は約100万円にのぼるなど、支援の輪は広がった。「兵庫ムジゲ会」を常にバックアップしているボランティアグループ「TOUSE姫路」や、学校をあげた基金運動、ボランティア活動に懸命に取り組む神戸朝高生徒の存在は会員たちの大きな支えになっている。 金会長は、ムジゲ会の存在が障害者を育てる親のつながりを深め、兵庫同胞社会で福祉に対する関心を高めるうえで大きな役割を果たしていることを確認しながら、今後は会員のニーズを汲んだ活動、同胞社会全体に理解を広げていくことが課題だと話した。そして、「地道にゆっくり歩んで行こう」と呼びかけた。 続けて会計報告、意見交換がなされ、李久美会長が再選された。【兵庫ムジゲ会】 [朝鮮新報 2003.6.3] |