札幌市内に在住する６５歳以上の同胞を対象にした「コリアン憩いマダン」が４月２５日、オープンした。健康に留意しながら互いの情報や社交の場を共有してほしいと、札幌同胞生活相談綜合センターが企画したもので、毎月２回、第２、第４金曜日に行われる。同日、第１回目の集いが北海道朝鮮初中高級学校で行われ、市内在住の１世ら１７人が参加した。

　午前中は音楽に合わせて健康体操で体をほぐした参加者たちは、児童、生徒たちとともに学校内の食堂で昼食。午後からは朝鮮民謡を歌うなど楽しいひと時を過ごした。同マダン事務局では「学校を拠点にさまざまな世代の同胞同士が交流を深められる基盤作りに務めたい」と語っている。

［朝鮮新報 2003.5.9］