同胞結婚相談所−携帯版ホームページ開設 |
3月17日、同胞結婚相談中央センターの携帯電話専用のホームページが開設した。同ホームページからは、「出会いのパーティー」への参加申し込みや掲示板への書き込み、式場案内などを手軽に受けることができる。 対象年代考え 同センターでは、「組織の外にいる同胞の利用率が高まる中、彼らを対象にした活動は急を要する。センターを直接訪れるのが大変だったり、『出会いのパーティー』などの情報入手が難しい同胞に、正確かつ具体的な情報を提供したい」(魏正所長)との思いから99年8月10日にホームページを開設。今回の携帯版ホームページも、そうした趣旨から作られた。 「言うなればホームページの縮小版。それに私たちが対象としている20代、30代の人たちが情報入手手段として携帯をよく使うというのも立ち上げた理由」と話すのは、同センターの李光洙部長。 携帯版ホームページには、「出会いを求める方」「結婚が決まった方」「チョンシル・ホンシルニュース」の3つのコーナーがある。 「出会いを求める方」のコーナーからは、各地域の相談所の連絡先、「出会いのパーティー」のスケジュール、掲示板などにアクセスできる。 「結婚が決まった方」のコーナーでは、ブライダルガイドブックの紹介と入手方法、同胞プランのある結婚式場案内と婚礼衣装などの情報などを入手できる。式場案内は関東、中部、近畿とブロック別に分けられており、各相談所を通じて申し込むとプランが適用される仕組みになっている。 よく誤解されることだが、婚約や結婚までの相談、また式場案内などに関してはすべて無料となっている。 「チョンシル・ホンシルニュース」では、おもに「出会いのパーティー」の結果が紹介されている。 1ヶ月で700件
同センターの統計によると、ホームページ開設以来の平均アクセス数は1日80件。これまでは、父母がセンターを訪ねてくるというのが主流だったが、最近は本人がホームページから申し込みなどをするケースが増えているという。 また、いわゆる「未組織」の同胞からのアクセスが伸びた。なかには、ネットサーフィンの最中に偶然見つけ、「出会いのパーティー」に飛び入りで申し込みをした人もいたそうだ。 一方、同センターのホームページはチョゴリ業者にも好評だ。日本社会では「特殊」といえるチョゴリ業界では、効果的な宣伝をするためにいろいろと模索してきたが、センターのホームページにリンク、または掲載させることで同胞からの問い合わせが増えているとのこと。同胞結婚プランのあるホテルや式場でも、センターのホームページを活用している。 開設からの1カ月で、携帯版ホームページへのアクセスは約700。センターでは、今後も広く利用してもらおうと宣伝活動を積極的に行っている。 「同胞からの意見や要望を反映したホームページ作りを目指している。コーナーの増設なども考えているので、どんどん意見を寄せてほしい」(李洋成事務局長)。 [朝鮮新報 2003.4.19] |