日本の小学校で朝鮮の文化披露−京都アンニョンフェスタ |
京都の同胞青年たちの出演によるアンニョンフェスタが2月18日、京都市立西野小学校(京都市山科区)で行われた。同校の総合人権学習の一環として持たれたもので、「朝鮮文化を楽しく学ぼう!」をテーマに、同校の333人の児童に朝鮮の文化を紹介した。 まず低学年生を対象に、朝鮮の始祖・檀君をテーマとした人形劇やクイズ大会、サムルノリの演奏が披露された。高学年の授業では朝鮮の代表的な民謡「アリラン」をみんなが覚えた後、朝鮮の民族楽器であるチャンゴや太鼓、ケンガリを使って、演奏方法や朝鮮の民族的なリズムであるチャンダンを日本の児童自らが演奏し体験した。 児童らは、「朝鮮の楽器の演奏では目を丸くして見ていました。楽器を打つ速さにはびっくりしました」「人形劇は面白かった。朝鮮語で『こんにちは、さようなら』も言えるようになった」と感想を述べていた。一様にチョゴリの美しさやサムルノリの迫力に大きな興味を示し、これまで知らなかった朝鮮に対し親近感を覚えたようだった。【京都支局】 [朝鮮新報 2003.3.4] |