総連埼玉・北部支部と熊谷分会代表ら、熊谷市長と懇談 |
総連埼玉・北部支部および熊谷分会の代表らが17日、熊谷市の富岡清市長と懇談した。石橋咲子、熊谷正剛の両市議会議員が同席した。 懇談ではまず、李明光支部委員長が最近の同胞を取り巻く情勢について述べながら、@同胞の権利保障A朝鮮学校生徒など同胞に対する各種助成金の増額−などを求めた。 熊谷分会の李三鉉分会長は、長引く不況のため、子どもたちへの教育負担が生活に大きくのしかかっていると語り、市が何らかの対策を講じるよう訴えた。また尹和・教育部長と埼玉朝鮮初中級学校・オモニ会の金由子会長は、朝鮮学校生徒のチマ・チョゴリが引き裂かれる事件が発生していることなどを上げながら、在日同胞の地位、とくに朝鮮学校生徒に対する処遇問題について市が高い責任意識を持って取り組むことを促した。 市長は、総連の人たちと会う意義は大きいと言いながら、今後さらに交流を深めていきたいと語った。【総連埼玉・北部支部】 [朝鮮新報 2003.2.22] |