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大阪の西、港、大正地域日朝友好の集いに200余人

「日朝友好をこの地から発信していこう」と呼びかける参加者

 「2003年日朝友好(大阪)西・港・大正新春のつどい」が7日、大阪市港区民センターで行われた。3回目となる集いには同胞40人、日本市民160人が参加した。

 主催者を代表して全港湾大阪支部の加来洋八郎委員長があいさつ。「平壌宣言の発表により日朝関係の明るい未来が期待されたが、その後の政府の対応とマスコミの偏向報道で期待は裏切られてしまった。今こそ声をあげて、そのような社会を私たちの力で変えるべきだ。北東アジアの平和と安定のための運動をこの地域から起こしていこう」と呼びかけた。

 つづいて大阪市議会の奥野正美議員、南大阪平和人権連帯会議の奥薗健児議長、総聯大阪府本部の金政義国際部長が来ひんのあいさつを述べた。また、在日本朝鮮人人権協会近畿地方本部の洪敬義会長がこんにちの内外情勢からみる東アジアの平和と安定について講演した。

 集いでは朝・日平壌宣言の履行を目指す共同アピール文を採択。@連帯をいっそう強化しA朝鮮半島の平和と統一実現のために努力しB日本当局の朝鮮総聯に対する「破防法」適用策動に反対し在日朝鮮公民の諸権利獲得のために取り組む−ことなどを主張した。

 また、全日建連帯労組関生支部の太鼓演奏、女性同盟オモニたちによるチャンゴ演奏などが披露されたほか、大阪朝鮮歌舞団の公演も行われ、参加者たちは輪になって踊りながら交流を深めていた。【大阪、大港分局】

[朝鮮新報 2003.2.20]