今年の同胞結婚相談事業−「チョンシル・ホンシル」新規会員獲得へ |
同胞結婚相談所では、来年3月の設立10周年に向けて、▼新規「チョンシル・ホンシル」会員獲得1500人▼見合い成立3000人▼結婚成就300人―の目標を立て活動を開始している。今年の活動方針について見た。 アフターケアーも 今年最大の目標は「チョンシル・ホンシル」の新規会員を1500人獲得すること。これは同胞同士の成婚率を高めるためにも不可欠だ。というのも、会員が拡大してこそ紹介の幅も広がり、それだけ多く見合いを成立させることができるからだ。となれば、成婚率も自ずと高まる。
そのためにも、釣書を受け取った人、「会員外」として依頼を受けた人などにも正会員になるよう働きかけていく方針だ。青商会、朝青、留学同OB、OGなど適齢期の若者を網羅している団体とも連携を保っていく。 成婚率を高めるためには、見合いの回数も増やす必要がある。 コンピューターマッチングシステムの拡大、地方センターどうしの情報交換を活発にするなど、相談所どうしの協力関係が日々強化されているおかげで、今では会員に月に1度相手を紹介できるようにまでなった。そうした状況を生かしながら、マッチングの効率を高めていく方向。今年は北海道、岐阜などの各所にもコンピューターシステムを導入することで、全国ネットワークの完成を目指している。 見合い相手を紹介し、交際が始まった後のアフターケアーも大切だ。会員たちは交際後も、相手がどう思っているのかなど、不安を抱えているもの。そうした相談にも丁寧に応じることで、会員からの信頼も得られる。 地方色を生かして 毎年恒例の「出会いのパーティー」。すでに2月8日に京王プラザホテルで今年最初のパーティーが開かれた。3月以降は今のところ10回の開催が決まっている。 昨年は、岡山や北海道などで観光を兼ねたパーティーが開かれ好評だったが、このように地方の特色を生かした、喜ばれるパーティーを企画していく方針だ。そのほかにも4〜5人規模の食事会、旅行などを地方別、またはいくつかの相談所の共催で行っていく予定だ。 朝青、女性同盟、青商会などとも相談してさまざまなイベントを企画することも考えている。そうすれば、いろんなアイデアも出てくる。例えば、朝青では昨年、各地でミニコンパを100余回開催し650人が参加したという。女性同盟と協力しブライダルフェアやチョゴリファッションショーなどを開催すれば、適齢期の男女が集まる絶好の場も作れる。 「チョンシル・ホンシル」会員の出会いの機会をより多く作るために、今年東京に常設のラウンジを設置することも計画している。 より多くのサービス 結婚が決まった後のアフターケアーにもいっそう力を入れていく。 よりお得な式場の紹介、衣裳、アクセサリー、同胞の結婚式には欠かせない餅やキムチの業者などの紹介などを今後も進めていく。同胞たちにより安価に提供できるよう務める。 ホームページに紹介されているサービス内容をより幅広く知らせる。掲載業者も引き続き増やすようにして、同胞により多くのサービスを提供できるようにするつもりだ。(文聖姫記者) [朝鮮新報 2003.2.8] |