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福岡県商工会結成50周年同胞商工人新春の集い

 福岡県商工会の結成50周年を記念する同胞商工人新春の集いが19日、博多全日空ホテルで開かれた。

 県商工会の朴昌玉会長、商工連合会の梁守政会長(総聯中央副議長)、総聯県本部の鄭泰文委員長、後援した九州青年商工会の曹一男会長ら、同胞商工人、関係者ら約250人が出席した。

 あいさつに立った朴会長は、愛族愛国の道をひたすら歩んだ同商工会の歴史を「一致団結してあらゆる差別に打ち勝ち、互いに助け合いながら、諸般の権利を守ってきた」と振り返った。梁会長と鄭委員長が祝辞を述べた。

 つづいて作家の辺見庸氏が「私たちはどのような時代に生きているか−日朝関係と世界の動き」と題して講演、「拉致事件」を利用して、有事法制の構築を急ぐ日本の状況に強い懸念を表わした。2部では祝賀宴が開かれた。

[朝鮮新報 2003.1.30]