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各地で行われた20歳を祝う集い

神奈川

 高校在学時に「朝・日交流会」などを通じて、朝高生と日本の高校に通う同胞学生たちとの交流を深めてきた新成人たち。卒業後も連絡を取り合い、今回の式にも一緒に参加した。神奈川学生会出身の辛麻美さんは、ピンクのチョゴリを着て参加。「朝高のトンムらと知り合えなかったら、たとえ案内のはがきが届いたとしても日本の成人式に出ていたと思う。いろんなつながりがあって、こうしたチマ・チョゴリを着て成人を祝ってもらえて本当にうれしい」(11日)

埼玉

 各種ゲームが行われた式典では、最後に安創秀、金末順さんが新成人を代表してあいさつ。「ハラビジ、ハルモニ、アボジ、オモニたちから受け継いだ民族の心を守り、朝鮮人として立派に生きていく」と決意を述べたあと、それぞれの父母に感謝の心を込めた花束を送った。(11日)

 

 

東京

 「しっかり撮ってね」「はい、チーズ!」。久しぶりに再会した同級生とともに記念撮影に興じていた新成人たち。色とりどりのチョゴリで埋め尽くされた会場は、まるで花畑のよう。(11日)

 

 

 

北海道

 息子や娘の成人を祝おうと、稚内、北見、函館、遠くは秋田などからも駆けつけた父母たち。司会者の「目標にする人は?」の問いに、「もちろんオモニです」と答える新成人を誇らしげな表情で眺めていた。(7日)



 

京都

 「朝鮮人として、同胞社会の新しい未来をしっかり歩んでいきます」。新成人の決意に、父母たちは「これからは同胞社会の一員としての自覚と責任を持ち、頼もしく立派な大人になってほしい」とエールを送っていた。(12日)

 

 

千葉

 新成人28人の中からベストドレッサー賞に輝いだ龍秀くん(写真左)と金香蘭さん(写真中央)には、東京ディズニーシーのペアチケットが贈られた。「一緒に行く」との条件にちょっとはにかむ2人。(12日)

 

 

[朝鮮新報 2003.1.16]